"Delusion of Reference" Jul. 2009, 3号倉庫 Studio & Exhibition Space

Delusion of Reference (Installation)
私たちは何かしらと他者と関係をはかろうとする。現代におけるコミュニケーションのツールは目紛しく変化してゆき、私たちはいったい何によって繋がれているのだろうか。実体として、或は音声だけで、文字情報のみで、暗号化されたデータで、そして時には映像によって。時代とともに相互の関係は複雑さを増してゆく。一旦、装置を介して他者と関係を持つことが当たり前となり、それはいずれ、人間さえも関与しなくなる事態が起こり得ることを暗示させる。

機械装置がシステマチックに組まれた展覧会場では、来訪者が次々に映像で映し出され、それを目の当たりにする。そこには、真と偽、罪か否か、マニュアルとオート、オンタイムとディレイという関係性が生じる。

様々な履歴から行動を捕捉することが可能な時代において、どこまでを容認し、許容しないかという境界は、権力により統括されてしまうのか。他者の何でもない言葉や周囲の事象に特別な意味付けを行い、自己と関係付ける、いわゆる関係妄想の域にまで到達した時、私たちの支配の矛先は、寧ろ人間には向かなくなってしまう。

――― 何者かが自分を見ている。



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《Delusion of Reference》
ダミー監視カメラ、ビデオケーブル、ビデオカメラ、ビデオプロジェクター、モニター、ビデオオートスイッチャー、防犯ステッカー、センサーライト
サイズ可変
2009年

*映像「ブース・エキシビジョン 2009」展示ドキュメント (3号倉庫 Studio&Exhibition Space / 福岡)

【2009/07/27 20:01 】
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